iCruiseスタッフ乗船レポート
<後編:アラスカ寄港地ダイジェスト編>

■アラスカエリア
地中海、カリブ海と並んで世界三大エリア
パンハンドル
東南アラスカ

 

■運航シーズンとベストシーズン

世界三大クルーズエリアに数えられるアラスカ
ベストシーズンは夏季の6~8月。9月は、気温は急激に下降、降雨日が多くなることも。
その代わりに9月はオーロラ見られることも。

 

■アラスカの寄港と服装、持ち物とポイント
意外に温暖な東南アラスカ
一日に四季がある。脱ぎ着で調整できるもの。防寒対策と日焼け対策の両方が必要
フード付きのウィンドブレーカー、双眼鏡
寄港地観光ツアーの注意事項をよく読むこと。氷河観光する場合は、防寒着と防寒具(手袋、マフラー、帽子など)
防寒コートやブーツは貸出が前提

■アラスカ(定点定期)クルーズのコースパターン

どの船会社も土曜か日曜乗船の7泊が多い

パターン①

バンクーバー発着

パターン②

シアトル発着

パターン③

アンカレッジ~バンクーバー(またはシアトル)

南行き・北行き

パターン④

デナリ、フェアバンクスなどのプレポスト付き

 

■乗船・下船港:カナダ・プレイス(バンクーバー)

●乗船チェックイン開始は11:30~とあったが、実際には10:30にはすでに列ができており、受付が始まっていた。

バンクーバー港情報はこちら ▶︎

アラスカクルーズその他の主な出航地

●シアトル

シアトルは、太平洋岸の美しい港町で、文化と自然が調和した魅力的な都市です。有名なスペースニードルやパイク・プレイス・マーケット、ミュージアムなどが観光名所として人気。アラスカ行きの多くのクルーズがここから出発します。

シアトル・タコマ国際空港(SEA)からダウンタウンまでは、車で約20分。空港から港までは、車で約25分ほどの距離です。ダウンタウンと港は徒歩圏内で、約10分ほどでアクセスできます。交通も便利で、クルーズ前後の滞在にも便利な都市です。

詳細は ▶こちら

●ウィッティア

ウィッティアは、アラスカの隠れた美しい港町で、クルーズの出航地として知られており、多くのクルーズ船が発着します。

海と山々に囲まれたこの町は、氷河や野生動物の宝庫で、アラスカの自然を感じるには最適な場所です。

アンカレッジ空港からウィッティアまでは車で約1時間半から2時間ほどの距離で、多くの船会社がアンカレッジ空港から港までの送迎(有料)を用意しています。

●スワード

スワードはアラスカ南部の魅力的な港町で、アラスカのクルーズの出航地として非常に人気があります。周囲の壮大な山々と海に囲まれ、自然の美しさにあふれ、氷河や野生動物観察の拠点としても知られています。

アンカレッジ空港からスワードまでは、車で約2時間半から3時間ほどの距離です。ここを出発する船の船会社はアンカレッジ空港からの送迎(有料)を設定していることが多く、美しい景色を楽しみながらの陸路の移動も楽しめる

詳細は ▶こちら

■寄港地

人気の様子がうかがえ、どこの港も客船が4~5隻寄港。円高もあり物価も非常に高い
寄港地情報は、こちらのページも参照

●ジュノー
アラスカの州都。

ジュノーはアラスカ州の魅力が凝縮された港町。手つかずの自然と雄大な氷河、野生動物の宝庫が広がります。新鮮なシーフード、特にサーモンやダンジネスクラブは絶品で、アラスカの豊かな海の恵みを堪能できます。

また、ジュノーでの寄港地観光の代表的なものとして、メンデンホール氷河は外せません。町から車で20分ほどの距離にあり、氷河の青く輝く巨大な壁を間近に見ることができます。

降り立った目の前には大自然が広がります

多くのクルーズ船が列をなして停泊し寄港地の混雑もうかがえます

↑ ジュノーのシンボル、世界的に有名なレトロパブ
「レッドドッグ・サルーン」 

トラムウェイに乗ってロバーツ山の山頂へ行くと、山を囲む氷原の絶景を上からお楽しみいただけます。山頂にはショップやレストランに加え、ケガをしたハクトウワシの保護をする猛禽類センターがあります。

ジュノー一番人気のOPは、メンデンホール氷河(バス半日観光)展望台あり

今回、私たちは希少なヘリコプターツアーに参加し、氷河に降り立ちました。

●スキャグウェイ
スカグウェーは、1890年代後半に10万人を超える探鉱者が金を求めてやって来た、クロンダイク地方へのアラスカ側の玄関口です。レトロなホワイト・サミット・パス列車やユーコン吊り橋などの見どころがあります。

一番人気のOPは、ホワイトパス列車

港から数分のところにあるスキャグウェイのメイン通り
まるで過去にタイムスリップしたかのような街並みです。

●ケチカン
雨に見舞われる確率が高いケチカン雨の首都と言われています。また、クリンキットインディアンの故郷ケチカンはトーテムポールで有名な街です。かつてケチカンでは漁業が盛んで、1885年に缶詰工場が建設されてからは、長きにわたり世界のサケ缶の首都として知られていました。

今回私たちが参加したのは、サーモン・フィッシング。釣った魚を無人島でサーモンベイク。スープとパンとでランチ。
もしかしたら、今回の旅行で一番美味しかったかも…。

その他の寄港地

 

●ヘインズ
スキャグウェイの近く

 

●ウィッティア、スワード/アンカレッジ
・アンカレッジは、かなりの小型客船でないと入港できないため、外港のウィッティア、スワードに着岸
・ウィッティアへは、アンカレッジ市内から車で約1時間
・スワードへは、アンカレッジから車、列車とも約3時間30分。アンカレッジ空港または市内から船会社のシャトルバスがありますので事前予約してください。バスは、1日1便で料金は約79ドル。夏季のみアラスカ鉄道がアンカレッジ-スワード間を1日1便運行、料金は100ドル。アンカレッジ空港または市内から船会社のシャトルバスがあります。事前予約してください。

■インサイド・パッセージ/氷河フィヨルド


エリアページも参照 ▶︎

 

●インサイド・パッセージ
カナダのバンクーバーからアラスカのスキャグウェイまでの約1,600㎞をつなぐ航路。インサイド・パッセージは、1,000以上の島々、湾、フィヨルドで構成されています。手付かずの自然が織りなす絶景に浸ることができるとともに、クジラや野生動物などアラスカの野生動物に遭遇したりするチャンスもあります。

 

●グレーシャーベイ
アラスカ唯一の世界遺産
一番奥のマージェリー氷河へ、そして船は向きを変えながらしばらく漂泊
かなり氷が少なく茶色の岩肌が露出、大きく氷河が後退していることから温暖化の影響をここにも感じました。

2024年8月のグレーシャーベイ国立公園

数年前の夏グレーシャーベイ国立公園

●ハバード氷河

●トレーシーアーム

●ヤクタットベイ

旅行手配

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